何で初めてのキス………ミオじゃなかったのかな………。 ミオだったらまだよかったのに。 悔しいな。 「落ち着いたか?」 しばらくミオに包まれてからミオが言った。 縦に首を振る。 「よし!じゃあ帰るか。もう心配ねぇよな?」 頭を撫でてくれた。 「ごめんね……いっぱい心配かけちゃって………。」 玄関までミオを送るとき言った。 「バーカ。言っただろ?俺たちは親友なんだ。心配かけたっていいじゃねぇか。」 ドキッ。 胸が鳴る。