がさつ女子の恋事情




「とりあえず、着替えれば?
さすがにこの時期にそれは寒いだろ」



「え?あぁせやな、着替えてくる」



そう言ってベッドの方へ歩いていき
カーテンの中で着替え始めた



誰が着替えてるとかそこまでは分からないが何をしているのかは分かるぐらい透けて見える




着替える場所がないこの状況じゃしかたねーかもしれねーけど
堂々と着替えすぎだろ

男と2人だってこと分かってんのか?




「床水でべちゃべちゃや
後で拭いとかな…
あっ、タオルある!助かったー
あー、でも勝手に借りて怒られんかな
まぁええか」



今日は何か独り言多いなあいつ


一人で会話しているのを聞いていて面白くなってきた俺は少しフッと笑ってしまった




「お前独り言多すぎ!」



「え!ごめん
だって橘なんも喋らんから…」


なんだ、こいつも緊張するってこと知ってんのか



「面白いからいいけど
もう着替えた?」



「あー、うん着替えた
ショートでよかったー、髪すぐ乾くわ」



そう行って風呂上がりみたいに頭をわしゃわしゃとタオルで拭きながら出てきた



なんか、いつもよりエロく見えるのは
髪が濡れてるせいか




「はい、腕見せて
湿布貼っとくから」





「あ、おう」



俺が腕を出すと小鳥遊はまた申し訳なさそうな顔をした



俺の腕は赤く腫れていた所が青くなっていた



「」



「かっこよかったよお前
女のくせに一人で三人相手にするとか」




「いや、あれは、別に…
普通に腹立ったから、止まらんかったというか…」



やっぱり、こいつが俺の事で腹を立ててくれたことがめちゃくちゃ嬉しい




こんなにちゃんと俺を見てくれたやつ今までいたっけな