*** ――随分、長い年月が経った。 あれから、6年。 随分と長かった。 だけど、その中に、沢山の事があった。 将来に、不安も持った。 皆が、夢を追い続けている中、私だけが残されている様で。 だけど、新太にも、プロポーズされて………凄く嬉しい。 そして、今日。 お母さん達が、釈放され私達の結婚式だ。 私は、大きな扉の前にいた。 「お父さん、今までありがとう。 私の為に……」 「馬鹿、まだ泣かすなよ!」 と、震えた声で言う。 私はくすくすと、笑った。