顔を伏せているが、耳が真っ赤。 ……可愛い……、なんて思っている。 「大翔……、ありがとう……。 だけど、ごめんなさい……。」 私は、大翔を見つめる。 何だか、顔を合わすのが気まずいけど伏せちゃ駄目だと思うから。 ずっと、見つめておく。 「…ん。ありがとな、咲良。 それ、聴けただけでじゅーぶんだ。」 そう、少し切なそうに。 でも、無邪気に笑う大翔が綺麗だと思った。 (お前の好きな奴がお前を泣かせたら本気で奪いにいく。) *咲良sideend*