「佐久真!とにかくナースコール!」 亜美に、そう叫ばれてハッとする。 俺はナースコールを押した。 『どうされましたか?』 落ち着いた看護士の声。 『兄貴が!目を覚ましました!』 『解りました!至急、そちらへ向かいます!』 先程の落ち着いた声はなく、慌てている。 「っ、はぁ……はぁ……。」 「兄貴!?」 突然、苦しみ出した兄貴。 「どうしたんだよ!?」