“一番年上だから。” そんな事、気にしなくていいから。 「咲良……ありがとうっ。」 涙声になりながらも、しっかりとお礼を言う。 「ううん……。」 と、私は隆太から離れた。 「桃……。」 今度は桃に近づく。 そして、また抱き締めた。 「桃、大丈夫。私、怖くなかったから。 驚いただけだったの。 大丈夫、子供っぽくなろうとしないで。 桃は、凄く大人だった。 私達の中で一番。 それが、桃の長所だよ。」