と、大翔は幼い私を見ないで言う。 幼い私は、もう泣きそうだ。 鈍い音が混じり合う。 『この野郎っ!』 『っ、』 『……なんで、なんでっ、再婚なんかしたんだよ!!』 急に止まった喧嘩。 『母さんを、愛してたんだろ!? っ、なら、ならっ!ずっとずっと愛せよっ!』 『っ、うるせぇ!お前には関係ねぇだろ!?』 『関係ありありじゃボケぇ!』 『……悲しく、なるんだよ……。』 さっきの怒鳴り声とは違う、蚊が鳴くような声。 シーン……と静まり変える。 『……大翔……おじさん……。』