幼い私は、泣いていて。 だけど、それは“痛くて”泣いているんじゃない。 『っ、ごめんなっ、ごめんなさいっ!』 必死に謝る新太。 幼い私は、首を横に振る。 『大丈夫。新太のせいじゃないから。大丈夫。』 あまりにも、その光景が辛くて苦しかった。 「ごめんなさい……っ。ごめんなさい……!」 ぐにゃんとまた曲がる視界。 もう……嫌だ。 私は、目を閉じた。