……正直、幼い私の方がかっこよくて。 ……凄いと、思った。 今の、私より何倍も何十倍も。 かっこよかった。 それが、複雑な気持ちになる。 羨ましいという嫉妬と、記憶が戻ったらこうなるのかなっていう希望。 「凄く……、苦しい。」 私はポツリと呟いた。 すると、ぐにゃんと視界が歪む。 あぁ、また。 私は目を瞑る。 次は、どうなるんだろう。