「咲良……っ。」 と、新太が近づき手を伸ばしてきた。 「っ、や……!」 パシン、 新太の手を払い除けてしまった。 「あ……ごめっ……。」 「咲良……俺達。もう隠さへん。咲良を1人にせえへん。」 悲しそうに、眉を下げて笑う新太。 「皆は、良いの?」 私は、皆を見た。 皆は静かに頷いた。 「っ、ありがと……。」 「俺らの方もありがとう。それと、ごめんな……。」