だけど、何も答えてくれない。 「…もしかして、皆知ってるの?」 「……。」 抱き締められて皆の顔が見えない。 ねぇ、皆何で何も答えてくれないの? 私だけ知らない事? ピキピキと私達の間に線が入っていく。 そう、それは“境界線”で。 私は泣きそうになった。 「新太っ、私をっ。私を1人にしないんだよね? しない、よね?」 「っ、当り、前や。」