「僕、ね。咲良の記憶喪失の治し方……… 知ってるかもしれない。」 僕は、くるっと大翔の方を見る。 大翔は、目を見開いている。 思い出したよ、全部。 「………僕が、罪を犯して3日後。あの子は記憶をなくした。その時、僕は病院に付き添っていた。 全部、聞いていたんだよ。」 「じゃあ………、」 なんで言わなかったんだ? そう聞いてきた大翔。 「それは………………。」