それが、咲良の長所であり短所でもあるのかな? あまり、相手のことばかり考えてたら自分が大変な思いをしてしまうからね。 ────大雅! 甦る咲良の笑顔と声。 「本当、可愛い。」 可愛いすぎ。 ………俺、咲良のこと考えすぎだろ。 「あー、もー。」 俺は、ベッドの上で枕をギュッと抱き締めてゴロゴロ転がる。 3日前、咲良が暴れちゃったよう。 本当は、すぐに駆けつけて抱き締めたかった。 ギューって。 それで、 「大丈夫だよ……。」 って、優しく声をかけてあげたかった。