記憶が甦る。 「あっ、うぁ………。」 『クスクスッ、私が怖い?怖すぎて声が出ないのかな?』 そう、僕を嘲笑うかのように見てくる。 怖い、怖い………………。 凄く、凄く………。 『隆太は、どこ?あいつを凝らしめないと。』 まるで、欲しいおもちゃを探しているように楽しそう。 言っちゃ駄目だ。 出ないと、隆太が殺される………! 「行かないで………。」 「隆太をっ!殺さないで!」 と、僕は親友に殴りかかった。 だけど、それは軽々と避けられる。 足がすくむ。 怖くて仕方がない。