「咲良………!」 「怖いっ!怖いのぉっ!」 「っ、」 俺は、咲良を抱き締めた。 何や、これ………。 咲良、すげぇ細い。 もう、ギゅっと抱き締めたら骨が折れるんじゃないかってほど細い。 その体が弱く感じた。 「っ、怖、いよっ、」 「咲良、大丈夫やから。俺らは咲良の傍にいるから。安心しな。」 「っ、新、太………君………」 悲痛な声を発した咲良。 「私っ!怖いよっ、辛いのっ!皆と私の距離が縮まらない………。」 それどころか、離れていく。 そう、付け足した咲良。