念入りに探すけど見つからない。
無いかなぁ……。
ほとんど……と言うか全て探したがパソコンなんてものもなかった。
俺は、もう諦めている。
「…………ない…………」
大雅も、諦めているようだ。
これじゃあ……何にも前に進まない……。
っ、悔しい……。
「早くっ……咲良を助けなきゃならないのに……!」
俺は声をボソッと出した。
咲良を助けなければ……なにもならないっ!
だから、記憶を治さなきゃらないのに……。
「っ、」
俺は、下唇を噛み締めた。
悔しくて、悔しくて、悔しくて!
俺は、結局役立たずで終わるんだろうか。

