焦っちゃ駄目だよ。 まだ、終わっちゃ駄目。 「全部……頑張ろうね…………」 僕は、ポツリと呟いた。 「うん、全部解決してこの監禁を終わらせるんだ。」 そう、この監禁が終わる=すべてから解放され平和な世界になる。 「僕、咲良の部屋に行ってくる。」 「大丈夫か?」 心配そうに僕の顔を見つめた隆太。 「大丈夫ッ!行ってくるね!」 と、僕は部屋から出た。 咲良、楽しかったあの頃の記憶が戻れるよう。 僕たちは、頑張るからね。 待ってて。