僕たちは、お互いを傷つけすぎた。 「もう……嫌なんだよぉ……」 「っ、」 全部、疲れた。 あの子を傷つける記憶が頭に残ってることも。 助けようと必死になることも。 全部、全部……。 「もう、疲れちゃった…………」 えへへっと力なく笑った。 「っ、まだ駄目だ。」 「え……?」 僕は、隆太を見た。 「まだ、諦めたら駄目。」 前を向いて堂々としている隆太。 「俺達の罪は、重いものなんだよ?俺達の問題は俺達で解決するんだ。」 「っ、うん…………」 そうだ、弱気になるな。 落ち着け。落ち着け。