その藤倉翔斗に佐藤りんは"無謀"にも告白をしていた。 「…好きなんです!」 ヤバイなんか頭下げてるみたいじゃん。 緊張しすぎていたりんは告白の勢い余って、頭を下げる姿勢になってしまった。 すぐに顔を上げればいいんだが、 上げられない。 顔が熱いよ。 こんな顔見せられない。 「顔を上げて」 混乱していたりんに翔斗の優しい声が 降り注いだ___