俺は落ち着く為1度大きく深呼吸をし、高城に連絡をして迎えに来てもらった。 杏里を見るなり驚いた表情をする高城。 「社長、どうしてこの子が?」 高城は、杏里の事を知っている。 なんせ2ヶ月ほど前、杏里について調べさせたのは紛れもなく俺だ。 『飛び降りようとしていた。今は、気を失ってる』 「…え!?」 俺がそう言えば、高城は雷に打たれたように目を大きく開いた。