~これが私の生きる意味~

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意識を取り戻し、視界に入ったのは見慣れない天井だった。




どうやらここは、どこかの部屋らしい。




起き上がろうとしたのだが、自分の体の異変に気づいた。



そう、起き上がれないんだ。
視線だけを動かし、自分の状況を見て言葉を失った。





…え…なに、これ…




私はベッドに寝かされている状態なのだが、それだけではなかったんだ。




口はガムテープで塞がれ、両手は動けないように鎖で固定されている。




しかも、服を着てない。
裸だ。




『…っ』



何で、こんな事に!?
確か、ベンチに座っていたはず。




「起きたぜ?」
「上玉じゃん」
「とっととやっちまおうぜ」




3人の見知らぬ男(多分20歳前後だろう)が近づき、ニタニタ笑いながら私を見下ろしている。