僕は毎日
近所の公園へ行く

誰も居ない公園で
ベンチに座り空を眺める

明るい子供の声もしないし
遊具もサビてる

たまに揺れるブランコを見て
僕はクスリと笑う

無機質な風景に合わない僕

ちょっと風が吹き
一瞬、君の姿が見えた気がした

まばたきすると消える幻想に
僕はため息をつく

もう来るのはやめようか?

それでも
昔に会った君に会いたくて

今日も
僕は公園に向かう