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アカリと別れた私は、大学に戻ってきた。
玄関は開いているが、ほとんどの学生が帰った後で、校内はひっそり静まり返っていた。
向かった先は、ロッカールーム。
学生全員に自分専用の小さなロッカーが与えられているのだ。
自分のロッカーを開ける。
中に詰め込んだ教科書や生理用品など、全てを取り出し、近くのごみ箱に捨てた。
綺麗サッパリ、物がなくなったロッカー内に、新たな物を二つ置いた。
一つは手紙。
『ご迷惑おかけします』という書き出しで始まる直筆の手紙と、
もう一つは、ヘアブラシ。
ヘアブラシは買ったばかりの新品で、一度も髪をとかしていない。
その新品のヘアブラシに、髪の毛を数本絡ませておいた。


