シーン







「おはよう!
どうしたの?皆?」






と、皆が注目している黒板を目を細めて見てみると、







私と男の人が歩いてる写真が張り付けてあった。いや、そこまでは別に一緒に歩いてるからなんなんだって話なんだけど、その男がこの街のトップであり、全国トップの暴走族



龍嵐(りゅうらん)



の総長、




暁 零夜(あかつき れいや)



であるから問題なんだ。



暁 零夜は男女どちらからも好かれていて、なおかつ憧れの存在なのだ。
そして、龍嵐には姫が存在している。誰だかはわかっていない。
姫とはつまり総長の女であるか、幹部の女でなくてはいけないとゆう龍嵐の掟がある。
しかしどうやら、噂では姫は総長の女だとゆうことだ。

まぁ私が調べればすぐ出てくるけど、興味無いし。だから私もわかんない。

この写真見たら私が姫みたいになってんじゃん。嫌だよそんなの!


しかも、超イケメンって噂だしな。






もぅ、誰だよこんなことしたの!
弁解めんどくせぇ...。
しなくていいかな~。どうせ見た人少ないし。
広まんないうちにあとで処分しとこ。








と思い、トイレに行こうとしたら向こうから果凛が歩いてきた。
だから、


「おはよう。」




「ウザイ。話しかけんな。ヘドが出る。」




「・・・へ?」



私今あいさつしたよね?


嘘...。



果凛が私を


拒絶した?





そのまま果凛は通り過ぎて行った。