「よく考えてみて果凛。私は裏切りが大っ嫌い。 なんでそんなことを大好きな親友にしなきゃなんないの?」 さっきとは違い、優しい声色で本当に子供に言い聞かせるように語りかけた。 「う、そ、だってあの写真は?」 それは朝黒板に貼ってあったあの写真のことだろうか。 「私は何も知らない。あの写真のことも、一緒に写ってた奴のことも、誰 がやったのかも。何も。」 アイツが誰だってことは知ってる。 ただ面識がまったくないのだから、知らないに等しい。