頬を高潮させたまま階段をバタバタとかけおりた。



一階のリビングのドアを勢いよくオープン。



ぎゃーーーー!!


な、何これ?
なんという異臭。



「酒臭い…」



全く、どれだけ呑めばこの15畳のリビングを、こんな匂いだけで酔ってしまいそうな部屋に変化させられるんだろー。


とりあえず、息ができない。

鼻をつまんで足を踏み入れた。



すると……



リビングの真ん中で大の字になり、真っ赤な顔で爆睡中のヤツを発見。