橋本との戦いは熾烈を極めるものだった。

橋本は発射された3つのBB弾を文字通り『喰らうと』泡を吹いて飛び退いた。
俺は、慌てて額の血をぬぐうとハンドルを弾いて装填。
その後ろ姿に発射した。

橋本が前のめりで倒れ混む。
俺は引き金を引いたまま、前のハンドルを弾いて連射し、橋本が水気のある泡を吹き出しながら溶けだしても尚、別の弾を装填して撃ち続けた・・。

橋本は、いよいよ全身が溶解して崩れだし。
人間の影のような染みを残して溶けてしまった。