ー君は俺の光ー[1]


「……もしかして、セ「拉致られてないから、ね?」」




言葉を遮られた…。



つか、何で言おうと思った事が解ったんだろ。



…はっ、ま、まさか…。




「エスパーでもないよ?」




………ですよね〜。



突然、ぶっという笑いが聞こえる。



いつの間にか助手席に乗っていた先輩がヒーヒーいいながら大爆笑していて、その隣りの運転手さんまでも肩を震わせながら笑っていた。