ー君は俺の光ー[1]


「乗ってー?」




…いやいや。



そんな笑顔で言われても”はい、解りました”って乗れる訳ないでしょーがっ。



開け放たれたドアの前で突っ立っている俺を見兼ねた先輩が俺を思いっきり押し込みドアを勢いよく閉めた。




「うわっ、ちょっ…。」




押し込まれた拍子に”ドンッ”と何かにぶつかる。



頭を摩りながら見上げると昨日会った先輩が座っていた。



さすがに3日連続となると覚えてますよ…?俺。