ー君は俺の光ー[1]


そう言い席を立つと先輩は鞄も持ってくるよう付け加えた。



疑問符しか浮かんでこないが従う他ないよな。



クマのリュックをからって行こうとすると何だか笑われた気がした。



子どもっぽいと思ったんだろう。



初対面で失礼なヤローだ。



口を尖らせ頬を膨らまし身長が180cm以上ありそうな先輩を睨む。



俺は155cmぐらいしかなくて男としてはかーなーりー低い方だ。