ー君は俺の光ー[1]


机にうつ伏せになり、もう誰も来ない事を願いつつヘッドホンから流れる大好きな音楽に耳を傾ける。



急に周りがガヤガヤと煩くなるも気にせずにそのままうつ伏せ状態で音楽を聴いていた。



不意に肩を叩かれ顔を上げると一瞬目を見開いて俺を見る知らない先輩が立っていた。



願いは聞き入れてもらえず”またか”と思い溜め息を零す。



ヘッドホンを取り何か用かと聞こうとしたら向こうから喋り出した。