くぅは「食べてもいい?」と聞きながら満面の笑みを俺に向けてきた。 「いいで。」って言うと「これ、初めて食べるよ♪」って嬉しそうに大きな目をキラキラと輝かせてた。 「あっ。」て急に大声を出したくぅに驚いた。 「名前…。僕の名前は…ワタセ ヒサヨシってゆーの…。」 本当はクミだけどね…って悲しい顏しながら言うくぅにもうそんな顔させたくなくて…。 「じゃ、これからはお前の事クミ…いや、くぅって呼ぶわ。えぇか?」