ー君は俺の光ー[1]


不思議そうに見ていた俺が解ったらしいくぅ。




「僕…クォーター?とかいうやつ…みたい…。
お父さん似なの…。おねーちゃんは…お母さん似で…日本人形みたいに綺麗…なんだ。」




そう言ってまた泣き出した、くぅ。




「泣くんやない…。」




その言葉以外に出てこなかった。



俺はポケットに入っていた棒付きキャンディを渡してくぅの頭を数回撫でた。




「…くれる…の?あり…がとう♪」