ー君は俺の光ー[1]


「…ありがとうございます♪俺、これ超好きなんすよ。」




飴をあげたら喜んでいた。



ちょっとどころかかなり嬉しいかも知れない…。



戻る背中が愛おしい。




「くぅ……好きだよ…。」




思い出すな…あの日を。



俺が始めて東に来た日。



俺はじーさんに言われ東に一緒に来ていたが、大人の話は何を話しているのか理解出来る筈もなく退屈していた。