「…ありがとうございます♪俺、これ超好きなんすよ。」 飴をあげたら喜んでいた。 ちょっとどころかかなり嬉しいかも知れない…。 戻る背中が愛おしい。 「くぅ……好きだよ…。」 思い出すな…あの日を。 俺が始めて東に来た日。 俺はじーさんに言われ東に一緒に来ていたが、大人の話は何を話しているのか理解出来る筈もなく退屈していた。