「マジか…。あー、俺出る。最近サボってばっかだからヤベーし。」 それに、泉李の目もあるしな。 「了解。俺はこのまま上行くわ。」 「そっか。ありがとなー奏多。」 ジャージを摘みながら言うと「礼言われる程の事じゃねーよ。」ワシャワシャとアタマを荒く撫でられた。 「うわっ、ちょっ、髪バクハツすんだろーがっ!」 「ははっ。そっちのが似合ってんぞ。」