「いてーな、おい。」 オーバーリアクションでアタマを摩りつつ、立ち上がって脱ぎかけのシャツを脱いでジャージを着た。 「あー、マジあり得ねーわ。男とのキスでこれって…俺、ヤバいじゃねーの。」 項垂れている奏多を横目に、俺本当は女だしって心の中で呟いた。 「確かにな。俺に惚れんなよ?」 悪戯っ子っぽくウィンクしてやった。