ー君は俺の光ー[1]


ドアノブに手をやりゆっくりと開ける。



少し開けたドアの隙間から覗いてみると、1人の男の先輩とバッチリと目が合った。



ヤバい!と思い閉めようとした時「来ないの?」と言われて慌てて屋上に足を踏み入れた。



それが可笑しかったのか先輩はクスクスと笑っている。



バツが悪そうに突っ立っている俺を見て「ここに座れば?」と自分が座っているソファの横をポンポンと叩いた。