ー君は俺の光ー[1]


「ん。俺達がいる族の名前は”麒麟”つーんだけど、自分達からはケンカしねーぞ?売られたケンカは買うけどな♪麒麟はこの辺…まぁ、関東のトップかな。」




麒麟?



ん〜、聞いた事があるようなないような…。



関東のトップて事は、じーちゃんの組みたいな感じなのだろうか…?



いまいちピンとこないが、当たり障りなく「凄いんだね。」と言葉を返す。




「傘下なんか含めるとかなりの人数居るんじゃねーかな。んで、それらを纏めてるのが俺達5人て訳ー。」