ー君は俺の光ー[1]


「なる程。溜まり場は解った…。んで、暴走族?って何するの?」



「ヒサヨシは何も知らねんだな…。ハァ…。」




呆れ顔の晴可。




「…ごめん。つか、皆知ってる事なのか?一般常識的な?」




「そーじゃねー?暴走族は、まぁ、ケンカしたり走ったりとかする所?可愛く言えば学校の部活みたいなもん?かな。」




そー…なのか…。



常識かー。



何かショック…。



泉李は知ってんだろーなぁ…俺と違って。




「ありがと、解った…。」