ー君は俺の光ー[1]


「倉…庫?」



「うん、そうだよ。」



「そっか…。麻央も行くんでしょ?なら、俺帰ろうかな。」




いつまでも居たら迷惑だろう。



そう思いながら倉庫の方をジッと見る。




「くぅも一緒に行こ?」



「え?でも…。」



「いいから、ね?」




フワリとした笑顔を向けられドキリとしつつも、内心ワクワクしていた。



何せ、始めて行く場所だから。