ゔーん……。 この状況をどうにか打開しようと考えてると、1番厄介そうなヤツが庭らしき方からやって来た。 「あっ、ちょ、お前らさ〜、俺の久美に何て事 してくれちゃってんの〜?シッシッ。」 惠が”俺の”って言ったのは、敢えてスルーしよう。 でもさ、もしかして惠ってばいー奴? 追い払うっつーか、どけてくれたよね?俺誤解しちゃってた感じ? 軽くなった体を起こす。