ー君は俺の光ー[1]


「ん?昼飯食ってないでしょ?」




…確かに。




「はい。4時限目終わってすぐに、ら…じゃなかった。連れて来られましたので…。」




惠を見ながら言ってやった。




「うっわー。惠、鬼畜ぅ。」



「惠、犯罪じゃねーの…?」



「…拉致とは頂けませんね。」




それぞれが惠に対して呆れたような眼差しとともに声をかける。




「い、いや…、俺…俺のせいじゃないって〜。」