幕末妖怪物語*

「おい、おめぇら良い度胸じゃねえか。」

あんまり嬉しくない登場、鬼方さん....。

「今しゃべった奴、全員そこに直れ!!」

「まぁまぁ、トシ落ち着いて。」

近藤さんが、土方さんをなだめる。

「あぁ、怒っちゃいましたねぇ~」

沖田が笑いながら言う。

「総司、絶対楽しんでるでしょ?」

いつの間にか、平助も居たようだ。

「神季って、目見えなくても歩けるって本当だったんだ。」

多分僕を向いてるであろう、平助の方へ向く。

「嘘だと思ってたんですか?」

「だって、そんなこと普通じゃできるもんじゃねぇだろ?」

平助じゃなくて、原田が答える。

「てか、なんでもうお酒飲んでんのさ!?」

「周りの奴らは皆飲み始めてるぞ?」

いつの間にか居た永倉と原田、平助は騒がしい。

「普通だったらか...。」

その声に紛れて、僕はポツリとつぶやく。

「?何か言った。」

一番近くに居た沖田には、つぶやいたのに気づいたようだ。

「何もいってませんよ?」

僕はシラをきる。