幕末妖怪物語*

何で、ご飯を食べに行くだけで、こんなに時間がかかるんだ?

たかが、隣の部屋に行くだけなのに。

「了解です。」

黒猫はニッコリ笑うと、沖田の服を摘まみ、窓から投げた。

一階だから死にはしないだろう。

「グヘッ」

変な声が聞こえたが、気にしない。

ちなみに、沖田は人間だが妖怪は、見える。

僕の影響で、いつの間にが見えるようになっていた。

今は、そんなことよりご飯だ。

スパーン

今度は僕が、勢いよく襖を開ける。

「神季様、さっき俺らにした注意…。」

後ろから、黒猫が何か言ってるが無視する。

こっちは、お腹すいてヤバイから。

ご飯食べている間に色々と説明しようかな?

とりあえず、今は夜の「9:30です。」ナイス!黒猫。

じゃあ、僕の容姿も教えようかな?

黒髪で、ショート。

顔は童顔って皆に言われる。

背は、160cm

ここまでは、普通の人間とあまり変わらない。