幕末妖怪物語*

沖田が瞬きした瞬間

「ひ、左目が………」

赤い瞳になった。

「お~、沖田の赤い目久しぶりに見た。」

えっと、原田?がそう言う。

「僕と一は昨日見たよ?」

「て、事は能力を使ったのか?」

藤堂が答えたあとに永倉が続いて聞く。

「ああ、この二人を見つける為に。」

そうだ、それ気になってたんだよ!

「沖田さんは、どうやって俺達を見つけたんですか?」

「あれ?僕の能力言ってませんでしたか?」

キョトンとする沖田。

イラっとする。

アイツの顔が頭に浮かぶから。

「僕の能力は、妖気を具現化する事が出来るんですよ~」

ニコニコと笑顔で言う沖田……

僕にわざとイライラさせてる?

僕がイラついてるのにいち早く気付く、黒猫。

「あの、話がズレたのですが……」

本当に、黒猫には感謝しきれない。

ここで僕が暴れたら何するかわからない。