幕末妖怪物語*

「この目を隠させて欲しい。」

『え?』

何皆して阿呆顔してるんですか?

「一応聞くけど何で隠すの?」

「貴方に見られた時のように包帯で。」

「あ、やっぱり?」

沖田は何故か笑ってた。

「土方さん見せても良いですか?」

「それは俺が決める事じゃねぇだろ?」

「それもそーですね。」

二人が何の話をしてるかさっぱりだ。

「とりあえず、神季君。」

「はい?」

「君も知ってるように、僕の瞳は君と同じです。」

それは知ってる。

「だけど、僕は両目とも黒です。」

……………?

そう言えば、何で赤く無いんだ?

僕の知り合いに居たのも赤だったから、てっきりこの呪いは赤い瞳になると思ってたのに……

「ま、考えても答えはわからないと思うんで、実際に見せてあげます。」

沖田は、僕の前に座る。

「じゃあいきますよ~」

それは一瞬だった。