幕末妖怪物語*

僕の場合だと、想夜のように。

沖田は正解だと言うように笑う。

「で、最近長州の奴らより、妖怪達の方が怪しいんですよ。」

あ、え?はい?

こんなの歴史にあったっけ?

妖怪なんて歴史あったなら、未来はもっと違うと思うんだけど?

ダメだまた混乱してきた。

「神季君?」

「はい?」

「説明わかりにくかった?」

え?

自分の世界に入りかけていた僕に、沖田が聞いてくる。

「土方さんやっぱり僕説明に向いてないみたいです。」

え?今更?

「じゃあ、私が変わりに説明します。」

ここで登場山南さん。

「実は、ここ京では妖怪がらみの事件が多いんです。」

それは知ってる。

てか、それを解決しに未来から来てるし。

「そこで、幕府から極秘で、妖怪を静めるようにと命令がくだされました。」

幕府は、妖怪達が暴れているのを知ってたのか?