幕末妖怪物語*

そう言えば……一番動いたのって、平助だったね。

「すっかり忘れてた。」

「何を!?」

とりあえず、平助の突っ込みは無視して……

「一君、僕が見張るよ。」

あの二人の事気になるしね?

「いや、俺が見張っているから、総司も休んだらどうだ?」

流石一君、見抜いてたか……

実は僕、かなり体力を消費してるんだよね?

この体力じゃ、後が大変だから、僕は休む事にした。

しばらく、一君は見張っていたが……

「動かないな……」

「そうだね。」

二人は、そこから移動する気は、無いようだった。

これじゃあ、何も出来ない。

「どうするの総司?」

平助は、眉を寄せて聞いてくる。

この状況は、もう突入しても良いじゃない?

平助と一君は同時に頷く。

それを合図に、僕は二人に近づく。
そして一言

「何してんの?」