幕末妖怪物語*

そうすると、ぼんやりと光る紫色の糸が見える。

僕は、それを掴む。

「……完了!」

その声と共に、二人が近づいてくる

「あたりだったな、総司!」

「急ぐぞ?」

二人に言われ、頷く。

僕は、しっかりと糸を持つ。

すると、淡い光が強い光になる。

実はこれ、妖気なんだ。

僕は、特殊な力を持っていて、妖気を具現化することが出来る。

まぁ、めちゃくちゃ疲れるけどね?

僕的にはさ、もっと違う能力が良かったんだけどな……。

例えば、甘味を出せる能力とか……

でも、現実は甘味のように甘くないんだよね?

そんなこんなで、さっきの二人を発見。

二人は何かのガレキの近くに居た。

「どうする……。」

一君が刀に手をかける。

「ひとまず、様子を見よう。」

僕は、瞳を戻しながら言う。

「俺もちょっと、休憩したい…。」

平助は、そう言うと座りこむ。