幕末妖怪物語*

『人が猫になったぁ!?』

土方と近藤が叫ぶ。

煩い!てか、何で見えてんの!?

あ、僕の瞳のせいか………。

黒猫は、黒猫になり………めちゃくちゃ、ややこしい。

僕の膝に乗った。

「これで、僕が怪しいの確定か……。」

僕はため息をついた。

「とりあえず、どっから来た。」

「京の近くの山に住んでた。」

未来ではね?

『………山?』

何で、三人ともハモってんの?

「家族は……」

「居ない、全員死んだ。」

僕のせいでね?

「天涯孤独なのかい!?」

近藤が詰め寄ってくる。

人間上だと、天涯孤独か……。

「まあ、そうなりますね?」

まぁ、僕には妖怪達が居るから良いけど……

「可哀想じゃないか!?やっぱり、ここに住んだらどうだい?」

ニコニコと笑顔で言われても………

「僕は、賛成です。」